きみは「Let it be」と言った

ありのままに自分の好きなことを思いつくまま

君のいない道の上へ

2017年6月28日から、2020年10月3日まで、3年と3か月ほど。
電話できない日も連絡取れない日も数日あったけど、ほとんど毎日連絡を取って。
文字にしたら、辞書何冊分になるんだろう。
僕たち以外の人がその文字列を見るとおそらく、何の意味もない言葉がたくさんあるけど、当時の2人にとってはとても大切な意味があって。
その存在は、僕にとっては習慣を超えて、常識となっていた。
 
たくさんのグルメを知った。
カレー、ラーメン、焼き肉、かつ丼、ハンバーグ、高級店のランチ、喫茶店、定食屋、パフェ、クレープ、パンケーキ。
僕たちだけのTabelogができて、街のそこかしらに思い出が散りばめられている。
神保町の喫茶店は秘密基地にしておく。僕一人ではあの場所にいけないから。
 
たくさんの観光地を知った。
お台場、浅草、横浜、みなとみらい、江の島、箱根、東京の神社、大阪、京都、岡山、愛媛。
僕たちだけのるるぶができて、街のそこかしらに思い出が散りばめられている。
みなとみらいにはもういけない。コスモワールドも。
 
たくさんの東京を知った。
東京に来て、良かったと思えた。
 
日常の生活に、笑顔があることに気づかせてくれた。
愛することの難しさを教えてくれた。
 
 
まだ胸は震えない。
想像も働かない。
でも、迫りくる来るまだ見ぬ時間に対して
眼を向けるしかない。
まずは喪失感に慣れることから。
大丈夫、僕たちなら。大丈夫。
 
未来、逆にすると来未(くるみ)
未来の逆は過去。
この詩、この感情が過去のものになって、
よかったと思える時間を過ごせてたら、いいな。
 
浮気も子育ても心配なくなった、遠いけど、近い未来、お互いが元気でいたらまた友達になりたい。
また何食わぬ顔で本屋さんで知り合うように計画を立てて、
高齢者友達になりたい。
 
その日まで、元気で。
 
前回も張り付けた「くるみ」
でも、今日はこの歌じゃないといけないから。
もう一度「くるみ」を。